土岐イラストレーター・水野靖弘さん作品展 登山の魅力、絵本や雑貨で 





東京在住のイラストレーター・水野靖弘さんの作品展が土岐市で行われる絵本「climb」を中心にした原画20点以上と、落合さんがイラストを手掛ける「HIGASHIの雑貨などを展示する。

絵本は今年2月に東京で行われた個展に合わせ、著書「山へいくつもりたかった」のスピンオフ的に制作したもの。動物たちが、登山の楽しさや心構え、道具のアドバイス、注意してほしいポイントなどを紹介する。じゃばら式で、表面は低い山、裏面は高い山を描いた。200部限定で、タイトルは1冊ずつ水野さんが手描きしている。

雑貨は、Tシャツやトートバッグ、絵本の表面に描いた低い山の絵を元にしたマスキングテープ「mt 」など多彩に展開。同店で昨年、好評だったカレンダーも、いち早く販売する。

2002年からイラストレーターとして活動している落合さん。もともと「インドア派」だったが、5年ほど前に友人に誘われて那須連山へ登り、山の魅力にはまったという。「自分の足でここまで来た、と満たされた気持ちになった。景色の素晴らしさにも感動したし、とにかく楽しかった」。その後、友人たち4人で登山チーム「岳会」をつくり、定期的に山へ行くように。それまでは、人間ばかりを描いていたが、山や動物を描くようになり、雑貨ブランド「HIGASHI も立ち上げた。「もともと、ものづくりが好きだった。いただいたお仕事だけではなく、自ら何かを発信したいと考え始めた時期で、自分が好きなこと、知ってほしいことを発信するきっかけになった」

「低くてもいい山はたくさんある。登山の楽しみが少しでも伝われば」と落合さん。「山好きな人はもちろん、行ったことない人、興味がない人にも、『行ってみたいな』と思ってもらえればうれしい」と話す。