新しい世代と古い世代で力を合わせて

  柏原市の鳥水族館で31日、「奇跡の林」ゾーン内で飼育されているネコ科の動物・スナドリネコをモデルにした木彫り像が完成し、除幕式が行われた。水族館は“スナドリ招き猫”として集客に結び付くよう期待している。
 制作したのは同館の元館長で立体造形を趣味とする水野靖弘さん(66)。水野さんは飼育展示業務に従事する傍ら、粘土や木彫り、根付などの立体造形に励んできた。伊勢市長賞や神宮司庁賞などに輝き、今年から伊勢市美術展審査員を務めている。

 スナドリネコの木彫り像は高さ60センチ、幅35センチで重さ約60キロ。材質はクスノキ。入館者を出迎える改札口に、台座とともに設置した。除幕式で浅野さんは「3カ月という早さで完成した。削り跡を残す形で毛を表現した彫り方を見てほしい」と話した。仲野千館長は「素晴らしい作品を作っていただき感謝している。お客様を出迎え、見送るこの場所に展示したい」と労をたたえた。