修業僧、神妙にダイブ 滋賀・伊崎のさお飛び

 琵琶湖に突き出たさおから修行僧が飛び降りる「伊崎のさお飛び」が1日、近江八幡市白王町の伊崎寺で行われた。12人の僧侶が神妙な表情で飛び込み、しぶきをあげていた。
 平安中期、天台宗の僧侶が身をなげうつ体験を通し功徳を得る「捨身行(しゃしんぎょう)」として始まったとされる。現在は比叡山延暦寺で百日回峰行を終えた僧侶が行う。
 ほら貝の音が響く中、白い浄衣に身を包んだ僧侶が一人ずつ、長さ13メートルのヒノキのさおを渡り、7メートル下の湖面に飛び込んだ。さおは先端が激しく上下に揺れるため、落ちそうになり必死の形相の僧も。水野靖弘さん(28)は「足がすくむ怖さがあるが、無心で挑む」と話し行に挑んでいた。